本文へ移動

意見書・決議の詳細情報

委員会提出議案第1号 建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう求める意見書

番号
委員会提出議案第1号
議決年月日
平成24年9月28日
議決結果
原案可決

内容

委員会提出議案第1号
  建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう求める意見書


 アスベストを大量に使用したことによるアスベスト(石綿)被害は多くの労働者、国民に広がっている。現在でも、建物の改修、解体に伴うアスベストの飛散は起こり、労働者や住民に被害が広がる現在進行形の公害である。東日本大震災で発生した大量のガレキ処理についても被害の拡大が心配されている。
 欧米諸国が製造業の従事者に多くの被害者が出ているのに比べ、日本では建設業就業者に最大の被害者が生まれていることが特徴である。それはアスベストのほとんどが建設資材など建設現場で使用され、そして国が建築基準法などで不燃化、耐火工法として、アスベストの使用を進めたことに大きな原因がある。
 とくに建設業は重層下請け構造や多くの現場に従事することから、労災に認定されることにも多くの困難が伴い、多くの製造業で支給されている企業独自の上乗せ補償もない。国は石綿被害者救済法を成立させたが、極めて不十分なもので、成立後一貫して抜本改正が求められている。
 現在建設業に従事していたアスベスト被害者たちが、全国6つの地方裁判所に国とアスベスト建材製造企業に補償とアスベスト対策の抜本改正を求めて裁判を起こしている。司法の場での結論を問わず、被害者の苦しみは変わらない。
 よって、政府は建設アスベスト被害者とその遺族が生活できる救済の実施とアスベスト被害の拡大を根絶する対策を直ちにとり、アスベスト問題の早期解決を図ることを求める。


以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成24年9月28日
蕨市議会議長  池 上 智 康

Copyright(c) 2007- 蕨市議会公式サイト Warabi City Council. All Rights Reserved.