日程:
○一般質問
録画内容:
宮下 奈美
1 市民の生命と健康を包括的に守るための生活保護行政のあり方と部局間連携について
(1)生活保護制度の本来の意義と権利性の保障について
�@憲法第25条に基づく生存権の保障と本市の基本認識について
ア コロナ禍以降の社会経済情勢の構造的な変容や昨今の物価高騰等の影響を踏まえ、生活保護制度が市民の健康で文化的な最低限度の生活を保障する「最後のセーフティネット」として正当に機能するための、本市における制度の意義と権利性に対する基本認識はどのようか
イ 予期せぬ環境の変化等により経済的な困窮や様々な困難を抱えるにいたった市民が、心理的な抵抗感や負担(スティグマ)を覚えることなく、尊厳を持って窓口で相談・申請ができる体制の確保に向けた本市の対応と現状はどのようか
(2)近年の司法判断を踏まえた柔軟かつ適切な運用の推進について
�@保護基準引き下げをめぐる最高裁判決を受けた本市の対応について、国による生活扶助基準の改定をめぐる最高裁判決等を受け、本市において進められている「追加給付」の現在の進捗状況と、過去の受給者を含む対象者全員へ不利益が生じないための確実な周知・手続きのあり方はどのようか
�A自動車の保有・利用制限に関する最高裁決定を受けた柔軟な運用について、障害や通院、あるいは地域の実情や社会参加の必要性を考慮し、自動車の保有および利用を一律に制限することなく、一人ひとりの生活実態に即して柔軟に認めるための本市の具体的な運用基準についてはどのようか
(3)高齢受給者の孤立死防止と包括的な生活・介護支援について
�@単身高齢受給者の見守りと命を守る熱中症対策について
ア 近年の猛暑から高齢者の生命を守るため、生活保護制度における「家具什器費(エアコン購入費等)」の支給要件の柔軟な運用と、ケースワーカー等による訪問時のエアコン設置・稼働状況のきめ細やかな確認体制についてはどのようか
イ 地域包括支援センターや介護・医療部局、地域の民生委員や民間事業者と連携した、単身高齢受給者の孤立死(孤独死)を未然に防ぐための包括的な見守りネットワークの構築についてはどのようか
�A認知症等の進行に伴う金銭管理と伴走型支援について高齢に伴う身体機能や認知能力の低下により、自力での金銭管理や各種手続きが困難になった受給者に対し、成年後見制度の迅速な活用や、部署の縦割りを排した伴走型の生活・介護支援はどのようか
(4)子育て世帯における保育・教育現場のプライバシー保護と心理的配慮について
�@保育・教育現場における徹底した情報管理とスティグマ対策について、就学援助や教育扶助、保育園の入所や副食費免除等の手続きにおいて、児童・生徒や保護者が周囲に受給を知られることで心理的な負担や疎外感を覚えることのないよう、学校や保育現場内での徹底したプライバシー保護対策についてはどのようか
�A部署間・システム間のデータ連携による「プッシュ型支援」の導入について、手続きに伴う心理的負担を理由に、必要な経済的支援や自立支援事業の活用を躊躇することがないよう、福祉事務所と教育委員会・保育担当課が裏側で適切にデータ連携を行い、保護者への手続き負担を軽減する仕組み(申請不要のプッシュ型支援)やオンライン申請の導入についてはどのようか
(5)一刻を争うDV被害者への迅速な保護適用に向けた部局間連携について
�@福祉事務所と関係部局における即時保護ルールの確立について、男女共同参画や子ども家庭の担当課からDV被害者の相談が繋がれた際、一刻を争う生命の危機から避難者を守るため、「現在地保護」の原則に基づき、迅速に保護を開始・決定するための福祉事務所としての独自の受け入れ体制や他部局との強固な連携マニュアルの構築についてはどのようか