議案第21号「令和8年度蕨市一般会計予算」は、前年度比70億6千万円増の、総額392億4千万円といたしました。
歳出よりご説明申し上げます。
第1款議会費は、議会運営に要する人件費や物件費など、2億4,358万7千円を計上いたしました。
第2款総務費は、防犯対策の更なる充実に向けた防犯パトロール委託費用や標準仕様の自治体情報システムへの移行費用をはじめ、道路照明灯の更新費用など、36億3,089万1千円を計上いたしました。
第3款民生費は、障害者計画や第10期高齢者福祉計画などを策定する費用をはじめ、こども誰でも通園制度を実施する費用や、児童養護施設等で一時的に子どもを預かる子育て短期支援に係る費用、本年4月開設予定の民間留守家庭児童指導室1室分の運営費補助の増額、障害児保育や要配慮児童受入に係る加配職員を配置する民間保育園等への補助金を増額計上したほか、児童センター、児童館、及び保育園の改修事業費、老人福祉センター整備事業費、国民健康保険や介護保険、後期高齢者医療の特別会計繰出金など、150億9,349万6千円を計上いたしました。
第4款衛生費は、スマートウエルネスシティ推進に向けた費用をはじめ、こども家庭センター「わらべび」の環境改善を図る費用、蕨戸田衛生センターでの火災の影響による負担金の増や、リチウムイオン電池等に起因する火災への対策費用のほか、市立病院事業会計への負担金を増額計上するなど、33億236万5千円を計上しております。
第5款労働費は、勤労青少年ホームの管理運営経費や就労支援相談費用など696万円を、第6款農林水産業費は、農業委員会の運営経費のほか、プランターファームin(イン)わらびを推進する費用など、988万6千円を計上しております。
第7款商工費は、にぎわい交流拠点整備事業費のほか、商店街活性化事業や観光事業、中小企業支援策など、3億6,358万9千円を計上いたしました。
第8款土木費は、橋りょう長寿命化に向けた改修工事費をはじめ、蕨駅西口地区市街地再開発事業に対する組合への補助金、中央第一地区まちづくり事業費、錦町1号公園、及び、蕨市民公園ボール広場整備工事費などのほか、公共 下水道事業への負担金や錦町土地区画整理事業及び公共用地先行取得事業への繰出金など、97億1,512万5千円を計上しております。
第9款消防費は、避難所等における生活環境の改善を図るため、災害対策用備品を購入する費用をはじめ、IP無線とデジタル簡易無線が併用可能なハイブリッドIP無線を導入する費用のほか、消防本部の消防ポンプ自動車や高規格救急車、査察自動車などの更新費用など、
12億342万6千円を計上いたしました。
第10款教育費は、トイレの改修について、西小学校、北小学校、中央東小学校、塚越小学校の工事費、及び、市内3中学校の工事設計費用をはじめ、市民体育館アリーナに空調設備を設置する工事設計費用、西公民館整備事業費などを計上するほか、特別支援教育支援員を増員する費用、スクールロイヤー制度を導入する費用、市内3中学校に加え、新たに南小学校、中央東小学校、西小学校、東小学校に校内教育支援センター「エスタ」を整備する費用、国が実施する給食無償化に対応する費用など、38億2,037万5千円を計上いたしました。
第11款公債費は、16億6,342万7千円を計上し、第12款諸支出金は、土地開発公社への補助金や地方公共団体金融機構納付金など、第13款は予備費の計上であります。
次に、歳入について、ご説明申し上げます。
第1款市税は、物価上昇等に伴う賃上げや経済活動の状況などを勘案し、個人市民税は、前年度比約5億5,600万円の増、法人市民税は、前年度比約9,900万円の増、固定資産税及び都市計画税では、家屋の新築などにより前年度比約5,500万円の増と見込み、市税全体では前年度比7億1千万円増の、129億8千万円を計上いたしました。
第2款地方譲与税から第7款地方消費税交付金は、交付実績を勘案し、それぞれ見込んでおります。
第8款環境性能割交付金は、税制改正により、令和7年度をもって廃止されることから、科目設定として1万円を計上しております。
第9款地方特例交付金は、軽自動車税環境性能割分、環境性能割交付金、及びガソリンの暫定税率が廃止されたことに伴う減収補てん分などを見込み、前年度比2,580万円増の9,200万円を計上いたしました。
第10款地方交付税は、交付実績や国の「地方財政対策」、蕨戸田衛生センターの火災に起因する外部委託分などを勘案し、普通交付税と特別交付税を合わせて、前年度比2億6千万円減の23億4千万円を計上いたしました。
第11款交通安全対策特別交付金は、交付実績を勘案し、500万円、第12款分担金及び負担金は、保育園や留守家庭児童指導室の保育料など収入実績を勘案し、2億5,936万1千円、第13款使用料及び手数料は、市営住宅使用料や自転車等駐車場登録手数料など、3億3,208万7千円をそれぞれ計上いたしました。
第14款国庫支出金は、110億6,269万5千円を計上し、保健衛生や福祉サービス事業に係る負担金・補助金、社会資本整備総合交付金のほか、地域未来交付金やデジタル基盤改革支援補助金、乳児等支援給付費負担金などを計上しております。
第15款県支出金は、28億8,713万4千円を計上し、福祉サービス事業などに係る負担金・補助金、県税徴収に係る委託金のほか、市町村学校給食費軽減交付金や県議会議員選挙費委託金などを計上しております。
第16款財産収入は、西口有料駐車場などの土地賃貸料や駅前民間保育園などの建物賃貸料など、9,885万1千円、第17款寄附金は、ふるさとわらび応援基金寄附金の収入実績を勘案し、1,200万円をそれぞれ計上しております。
第18款繰入金は28億5,308万2千円を計上し、うち財政調整基金より18億3,948万円、公共施設改修基金より6億5千万円、ふるさとわらび応援基金より1億8千万円、蕨駅西口市街地再開発事業基金より1億5千万円、市立病院建設基金より3千万円を計上しております。
第19款繰越金は、前年同額の1億5千万円を計上し、第20款諸収入は、戸田ボートレース事業収入を前年度比5千万円増の3億5千万円計上したほか、給食無償化による学校給食費の減など、総額で8億1,298万円を計上いたしました。
第21款市債は、駅西口市街地再開発事業に14億1,240万円、公民館整備事業に6億6,830万円を見込むなど、総額で31億1,980万円を計上しております。
また、第2条の債務負担行為は、塚越跨線人道橋改修事業、小・中学校照明設備借上、及び、中学校夜間照明灯借上の期間と限度額を第2表のとおり設定、第3条では地方債の借り入れ条件の設定、第4条では一時借入金の最高額の設定、第5条では歳出予算の流用について、それぞれの条文のとおり定めるものであります。