委員会提出議案第6号
介護労働者の処遇改善をはじめ、介護保険制度の抜本的改善を求める意見書
介護労働者の処遇改善をはじめ、介護保険制度の抜本的改善を求める意見書
安心して老後を送りたい。これはすべての国民の願いです。しかし、今、介護保険制度は大変困難な状況に置かれています。
不透明な認定制度やさまざまな利用制限による介護の取り上げが利用者に生活困難をもたらし、重い利用者負担がサービス利用の取りやめやサービスを減らさざるを得ない事態を生んでいます。
さらには、この間の介護報酬引き下げが労働者にしわ寄せされ、生活できない低賃金、働き続けられない労働環境の中で、福祉・介護サービスに携わる労働者の確保を困難にしています。事業者にとっても介護報酬引き下げが経営難に直結する事態となっています。
第169通常国会では、介護事業者の人材確保のための介護従事者の処遇改善に関する法律が全会一致で可決成立しました。この法律を実効あるものにすることは国の責任であり、介護労働者の処遇改善を初め、介護保険制度の抜本的改善を求め、以下の事項を国に求めるものです。
介護サービスの利用を厳しく制限することをやめ、必要なサービスを保障すること。
介護労働者の処遇の改善を図り、介護の人材を確保すること。
介護報酬を引き上げること。介護保険に対する国の負担を大幅にふやし、保険料や利用料を引き下げること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
平成20年9月30日
蕨市議会議長 岡田栄次