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意見書・決議の詳細情報

議員提出議案第8号 ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV−1)関連疾患に関する意見書

番号
議員提出議案第8号
議決年月日
平成20年9月30日
議決結果
原案可決

内容

議員提出議案第8号
  ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV−1)関連疾患に関する意見書

 ヒトT細胞白血病ウイルス1型関連疾患に関する意見書
 ヒトT細胞白血病ウイルス1型とは、致死率が高い成人T細胞白血病や排尿、歩行障害を引き起こす脊髄疾患の原因ウイルスです。ウイルスを体内に持っている人は全国で120万人に上ると推定され、ATLで年間約1,000人が命を落とし、HAM発症者は激痛や麻痺、歩行障害に苦しんでいますが、いまだに根本的な治療法は確立されていません。
 このウイルスは輸血や性交渉により、また、母乳を介して母親から感染をします。このうち輸血による感染防止のために、献血時の抗体検査が1986年11月から導入され、新たな感染はほぼなくなりました。
 このウイルスの特徴は、発症するまでに40年から60年と期間が長いことです。そのために自分自身がキャリアであると知らずに子どもを産み育て、数年後に自身が発症して初めて我が子に感染をさせてしまったことを知らされるケースがあります。この場合、母親の苦悩は言葉では言いあらわせません。一部自治体では、妊婦健康診査時に抗体検査を実施し、陽性の方には授乳指導を行い、感染拡大を抑制しています。
 HAMについては、平成21年度から難治性疾患克服研究事業の対象疾患に指定されることになりましたが、今後、治療法の確立へ向けて研究促進に大いに期待します。
 よって、政府におかれましては、ヒトT細胞白血病ウイルス1型関連の疾患の予防、感染の拡大防止を推進するため、以下の項目について早急に実現するよう強く要望いたします。
 一、潜在患者の把握など実態調査を行うこと。
 一、医療機関等へのHTLV−1に関する情報を周知徹底すること。
 一、治療研究の促進及びワクチンの開発を行うこと。
 一、ウイルス感染者の相談体制の充実を図ること。
 一、発症者への支援、福祉対策を推進すること。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。
 平成20年9月30日
 蕨市議会議長 岡田栄次

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