本文へ移動

意見書・決議の詳細情報

議員提出議案第2号 蕨駅に早期にホームドアを設置し安全対策を求める意見書

番号
議員提出議案第2号
議決年月日
平成29年3月23日
議決結果
原案可決

内容

議員提出議案第2号
  蕨駅に早期にホームドアを設置し安全対策を求める意見書

 本年1月14日午前、JR京浜東北線蕨駅で、視覚障害者の男性が線路に転落し、進入してきた電車に接触した事故で尊い命を落とされた。視覚障害者のホームからの転落事故が後を絶たず、鉄道各社は線路との間を区切り、乗降時に開くホームドアの設置を検討しているが、駅や列車の構造、費用面から、十分進んでいるとは言えないのが現状である。視覚障害者にとって駅ホームは、欄干のない橋に例えられるほど危険な場所であるにもかかわらず、安全対策の遅れによって痛ましい事故が繰り返される事態は深刻であり、再発防止策の整備が急がれる。
 JR東日本は昨年12月、京浜東北線27駅に平成32年度末までにホームドアを新設すると発表した。しかし、蕨駅での死亡事故を受け、2月1日には埼玉県内7駅でホームドアの設置を当初の予定より一年前倒しして、平成31年度末までに工事を完成させると変更した。蕨駅の一日の乗降客は約12万人いるにもかかわらず、駅のホームの幅は狭く、混雑している時などは歩くのにも苦労している状況である。駅員による声かけや、乗客同士で互いに気遣うことも大事であるが、転落防止のため、安全性の高いホームドアの設置は急務であると考える。電車の到着時にのみ開くホームドアがあれば、視覚障害者をはじめ幼児から高齢者まですべての利用者の転落を防ぐことができる。また、駅のバリアフリー化が進む一方で、職員の配置数縮小などが行われているようであるが、適切な人員配置はバリアフリーの基礎的土台であり、事故防止のためにはハード・ソフト両面の拡充が不可欠である。
 よって、誰もが命の危険にさらされることなく公共交通機関を安心して利用できるよう、現実に痛ましい事故が起きてしまった蕨駅に、より安全性の高いホームドアを一日も早く設置し、安全対策を推進することを強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成29年3月23日
蕨市議会議長 三 輪 かずよし

Copyright(c) 2007- 蕨市議会公式サイト Warabi City Council. All Rights Reserved.